【最長距離鈍行は改正後も369M?】根室線が復旧するまで最長距離鈍行は山陽本線369M

 

平成28年春のダイヤ改正で復活した最長距離鈍行の山陽本線岡山発下関行き(369M)ですが、

3月4日のダイヤ改正から糸崎発下関行きに変更され、

最長距離鈍行の座を北海道根室線の2427D(現2429D)にゆずることとなりました。

・岡山発下関行きの115系電車(369M)

ところが、根室線富良野~新得間は平成28年8月31日の台風10号により被災し、

今でも一部の東鹿越~新得間は運転を見合わせており、復旧の目途も立っていません。

根室線を経由する2427Dは実質滝川~東鹿越間、新得~釧路間しか走っていません

滝川~東鹿越は94.8km、新得~釧路間は172.1kmで、

根室線の不通区間が復旧しない限り最長鈍行の2427Dに乗ることはできません。

人それぞれの見方にもよりますが、根室線が復旧するまでの間は、

山陽本線の369M糸崎発下関行き(297.2km)が実質最長距離鈍行となります。

 

上野東京ライン黒磯~熱海間の列車は267.9km、中央本線高尾~長野間の245.0km、

普通以外だと新快速の敦賀~播州赤穂間275.5kmがあり各地に長距離列車が存在しています。

今後の根室線の動き次第では369Mが最長距離鈍行列車になるかもしれませんね。

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