公式プレス:https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/12/page_6584.html
平成27年度ダイヤ改正の概要がJR各社から発表されました。
今度のダイヤ改正日は平成27年3月14日(土)です。
この記事では広島地区の車両の廃車や運用を予測していきたいと思います。
これは、勝手な予想なので確実な情報ではありません。そこをわかった上で御覧ください。
[2015年2月27日追記]
227系の詳しい運用予想を出しました。
平成27年春ダイヤ改正直前 227系の運用予想 https://jnr115.com/blog/?p=2613
1.227系の運用予想
・山陽本線(糸崎~岩国)、呉線(広島~広)を中心に運転を開始します。
・快速安芸路ライナーを中心に運行を開始します。
・227系を順次投入し運転本数、運転区間を拡大します。
これらの事から呉線運用で運用する227系電車は、おそらく今の103系の運用で運転します。
まず、岩国方面は今現在103系電車が、「安浦→岩国:121M~1921M」で朝に一往復岩国まで乗り入れています。
しかし、岩国より先まで走る「岩国→由宇→岩国:1923M~538M」はなくなると思われます。
しかも、呉線内は安浦駅までは乗り入れないので、広駅発となるかもしれません。(113系などに変わる?)
ちなみに、日中の間も岩国まで227系が乗り入れてきそうです。
次に、安芸路ライナー運用予想です。安芸路ライナーは、基本的に103系電車が運用しています。
このことから103系の運用がなくなることが分かります。
227系は昼の間、呉線の「広島~広」を快速電車として運用するかと思われます。
しかし、夜になると呉線内での運用がほとんどなくなり広島の車庫に入るのが、今の103系運用です。
おそらく、227系の運用と103系の運用が大きく変わるのはこの辺りと思われます。
夜は山陽本線などで227系が運用するような形になると思われます。
次に山陽本線の糸崎方面の予想です。
今現在、103系電車は早朝に「広→糸崎:120M」の列車が運転していますが、
呉線の広~三原間は運用しないとのことなので、夜間は糸崎駅に止めておくと思われます。
ということは、呉線内を走行する「糸崎→広→広島:135M~641M」の列車は113系に置き換わると思われます。
あるいは行き先が広行きに変わり105系の運用となるかもしれません。
ちなみに227系は山陽本線を終電に近い列車と早朝に走る列車で運用されそうです。
早朝の列車は「糸崎→広島:323M」が227系6連で運転すると思われます。
深夜も227系が6連で糸崎方面へ走ることになると思われます。
これらの事から運用を予想してみました。
227系呉線運用-1
【糸崎】→ 山陽本線6連 →【広島】//【広島】→ 呉線「快速」 →【広】→ 呉線「快速」 →【広島】→ 呉線 →【広】
【広】→ 呉線 →【広島】→ 呉線「快速」 →【広】→ 呉線・山陽本線「快速」 →【岩国】→ 山陽本線 → 【糸崎】
227系呉線運用-2
【岩国】→ 山陽本線 →【白市】→ 山陽本線 →【広島】→ 呉線「快速」 →【広】→ 呉線「快速」 →【広島】→ 呉線 → 【岩国】
※安芸路ライナーは『快速』と表記しています。
※安芸路ライナー運用は省略しています。
227系山陽本線運用
【糸崎】→ 山陽本線6連 →【岩国】//【岩国】→ 山陽本線 →【白市】→ 山陽本線 →【岩国】
【岩国】→ 山陽本線・呉線6連 →【広】//【広】→ 呉線 →【広島】→ 山陽本線 →【岩国】→ 山陽本線 →【広島】
【広島】→ 山陽本線 →【岩国】//【岩国】→ 山陽本線 →【白市】→ 山陽本線 →【岩国】→ 山陽本線 →【糸崎】
【糸崎】→ 山陽本線6連 →【広島】//【広島】→ 山陽本線6連 →【岩国】
【岩国】→ 山陽本線・呉線6連 →【広】//【広】→ 呉線 →【広島】→ 山陽本線 →【岩国】→ 山陽本線 【広島】
【広島】→ 山陽本線 →【岩国】→ 山陽本線 →【白市】→ 山陽本線 →【広島】//【広島】→ 山陽本線 →【糸崎】
【糸崎】→ 山陽本線6連 →【岩国】//【岩国】→ 山陽本線 →【広島】
【広島】→ 山陽本線6連 →【岩国】//【岩国】→ 山陽本線 →【白市】→ 山陽本線 →【岩国】
【岩国】→ 山陽本線・呉線6連 →【広】//【広】→ 呉線 →【広島】
※運用の一部は省略しています。
予備1本(不足分は113系で補うとする)
という感じになりました。
これは私の勝手な予想です。 山陽本線を中心として多く運用するのであらば、おそらくこのようになると思われます。
呉線の運用は今の103系の運用を踏襲してみました。
ちなみに227系2連の運用は全く予想できませんでした。
おそらく、朝のラッシュの6連の後ろに連結させ8連で運用するかもしれません。
2.227系の導入によって出る廃車
すでに、広島運転所に227系A編成が3本所属しているそうです。
227系電車は、主に115系を置き換えるという目的で製造されましたが、
今年の改正で103系が置き換えられる可能性が高いです。
特にヒロD-01編成は2014年現在、全車が103系の最若番となっています。
クモハ103-48 川崎車輌 昭和41年
モハ102-145 川崎車輌 昭和41年
クハ103-86 川崎車輌 昭和40年
また、ヒロD-02編成・ヒロD-03編成も昭和40年代生まれの車両であるため、
いつ廃車になってもおかしくありません。
しかし、予想した運用表から考えると廃車になるのは103系だけではなさそうです。
227系3連が13本導入されるということは、115系が10本ほど廃車になってもおかしくないということです。
対象となるのが、クハ115の初期車・115系未更新車かと思われます。
ここでは、廃車が噂されている編成を上げます。
セキC-13編成
下関寄りのクハ115-608のみが廃車となる可能性があります。下関よりのクハはR-01編成?から移植
セキC-14編成
下関寄りのクハ115-219のみが廃車となる可能性があります。下関よりのクハはR-04編成から移植?
セキC-16編成
両端のクハ115-218とクハ115-191のみが廃車となる可能性があります。下関よりのクハはR-03編成から移植?
セキC-21編成
下関寄りのクハ115-192のみが廃車となる可能性があります。下関よりのクハはR-04編成から移植?
セキC-30編成~セキC-37編成
300番台の多くは昭和40年代生まれであり体質改善も受けていないため、全車両が廃車になると思われます。
セキC-41編成
クハ115-152とクハ115-165が初期車であるほか、全車体質改善工事も施していないため、全車両廃車になると思われます。
セキH-01編成
クハ111-811とクハ111-812が初期車であるほか、全車体質改善工事も施していないため、全車両廃車になると思われます。
セキR-01編成
中間車が体質改善工事を施していないため、モハのみ廃車になると思われます。クハはC-13編成に移植?
セキR-03編成
中間車が300番台で体質改善工事を施していないため、モハのみ廃車になると思われます。クハはC-16編成に移植?
セキR-04編成
中間車が体質改善工事を施していないため、モハのみ廃車になると思われます。クハはC-21編成に移植?C-14編成に移植?
セキR-06編成
下関寄りのクハ115-759は昭和49年生まれで体質改善も施してないため廃車になると思われます。他3両はR-07編成に移植?
セキR-07編成
岡山寄りの3両クハ115-199・モハ114・モハ115は体質改善を施してないため廃車になると思われます。クハはR-06編成に移植?
初期車などを廃車して、作ることが出来る編成を予想するとこうなりました。
新編成(予想)
←岡山 下関→
元C-13編成:クハ115-1141 + モハ115-2013 + モハ114-2013 + クハ115-2517
元C-14編成:クハ115-1113 + モハ115-2014 + モハ114-2014 + クハ115-2520??
元C-16編成:クハ115-2642 + モハ115-2016 + モハ114-2016 + クハ115-2516
元C-21編成:クハ115-2114 + モハ115-2021 + モハ114-2021 + クハ115-2520??
元R-06編成:クハ115-1151 + モハ115-2024 + モハ114-2024 + クハ115-2539
また、115系初期車や余った車両は廃車となります。
それも予想してみました。
廃車(予想)
クハ103-84 クハ103-170 クハ103-171
クモハ103-48 クモハ103-2501 クモハ103-2502
モハ102-145 モハ102-403 モハ102-404
クハ115-152 クハ115-165 クハ115-191 クハ115-192 クハ115-199 クハ115-218 クハ115-219 クハ115-315
クハ115-316 クハ115-317 クハ115-318 クハ115-319 クハ115-320 クハ115-321 クハ115-322 クハ115-329
クハ115-330 クハ115-333 クハ115-334 クハ115-335 クハ115-336 クハ115-337 クハ115-338 クハ115-759
クハ111-811 クハ111-812 クハ115-2620 クハ115-2616
モハ114-310 モハ114-311 モハ114-312 モハ114-313 モハ114-319 モハ114-320 モハ114-321 モハ114-322
モハ114-323 モハ114-1105 モハ114-1124 モハ114-1172 モハ114-1193 モハ114-1198
モハ115-310 モハ115-311 モハ115-312 モハ115-313 モハ115-319 モハ115-320 モハ115-321 モハ115-322
モハ115-323 モハ115-1044 モハ115-1061 モハ115-1100 モハ115-1109 モハ115-1114
103系9両
113系2両
115系54両
計64両
導入される227系の両数は最初が43両なので、ここまで廃車は出ないと思いますが、
真っ先に消えるであろう115系などをまとめてみました。
なおC-16編成・C-41編成・H-01編成はいつ廃車になってもおかしくない編成なので要注意です。
コメント
103系3両、客の少ない下関~徳山で使うのでは?
下関~徳山、4両では供給過剰ですし
あるいは、下関~徳山を本数減らして、
そのぶん、
客の増加の見込める西条~岩国を増便
させるとか、
西条~岩国は黒字だからね
下関~徳山は赤字だからね、