情報ソース
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_06_hiroshima.pdf
2015年12月18日 JR西日本より来春のダイヤ改正の概要が発表されました。
広島地区は特に大きな変更がたくさんあるのでじっくり書いていきます。
今回取り上げなかった変更点もいくらかあるので、公式プレスでも確認してください。
(随時書き足します。間違い等あったらコメントで指摘してください。)
1.山陽本線、土休日快速シティーライナー復活
2.平日昼間の広島近郊は227系で統一
3.広島近郊でのドア数の統一
4.呉線、土休日快速安芸路ライナー増発
1.山陽本線、土休日快速シティーライナー復活
数年前のダイヤ改正で消滅した快速シティーライナーが土休日限定ではありますが復活します。
特に広島~岩国間では9~18時の間は毎時2本が快速運転となり、
現行ダイヤでは毎時4本のところが6本になるので実質的な増便であると考えれます。
ただ、6本の内3本は大野浦で折り返し運転が行われるので、本数の増加するのは広島~大野浦間であることに注意です。
停車駅は以下のとおり、大野浦~岩国間は現行と本数が変わりないため各駅停車となっています。
このシティーライナーは227系で運転されることが決定しています。
115系での運転は臨時で入る以外は無いです。
2.平日昼間の広島近郊は227系で統一
撮り鉄の人たちにとってはここが一番の関心ではないでしょうか?
平成27年度も小さなダイヤ改正を繰り返して増発を繰り返してきた227系ですが、
ついに平日昼間はすべて227系で統一されます。
平成28年度は32両を追加導入し以下の線区は平日昼間の時間帯は227系で統一されます。
このことから115系の運用は岩国以西の列車がメインとなり、広島駅近郊で目にすることは少なくなることが予想されます。
3.広島近郊でのドア数の統一
広島近郊では終日列車のドア枚数が統一されます。
これが意味することは
広セキN編成などの115系3000番台
広ヒロK編成の103系改造車
が広島駅から姿を消すということです。
広セキN編成は岩国以西での運用が残るため現状では廃車の心配は少ないですが、
広ヒロK編成は製造から年数の経つ車両も多く227系の追加導入によって、特にワンマン未対応車は廃車の可能性が濃厚となります。
今のところでは呉線のワンマン設備を搭載した227系が登場していないのでなんともいえませんが、ワンマン対応した227系が登場することも十分考えられます。
105系の撮影ができるのはもう長くないでしょう。
4.呉線、土休日快速安芸路ライナー増発
これに関しては賛否両論だと思います。
安芸路ライナーが増便される代わりに土休日は通勤ライナーが廃止になります。
広島~矢野~呉という超速達列車がなくなり到着時間が遅くなることが予想されます。
ただ、時刻表をみてもらうと分かる通り、改正後は広島駅発車時刻がすっきりと整理され利用者にとってはわかりやすいダイヤになると思われます。
交換駅での効率化も図られてると思うので、実質的な高速化かも知れません。
コメント
休日復活シティーライナー岩国からの上り緩急接続は大野浦ホーム工事のため至難。寧ろ上りシティーライナーは宮島口迄各停にし大野浦折り返しを同駅まで回送し同駅上りホームで緩急接続すべき。当然折り返し普通は同駅始発になるんで、広電宮島線と着席機会の点で競争出来る。