JR西日本227系電車：車内レビュー

広島地区で今年春にデビューする227系電車の車内の様子を、ホームから撮影してみました。

なお、これらの記事は、私の調査した結果を元に書いていますので、

間違っていた場合や車内デザインの変更となった場合でも、責任は取れませんので予めご承知願います。

先日1月25日に西条駅で227系電車の展示会がありました。車内の公開はないとのことで、残念ながらホームからの撮影となりました。

最初は、乗車してまず目に入るドアからです。

ドアは見た感じでは225系電車と大きな違いはありません。

また車両中央部のドア上には設置したほうが良さそうなのですが、電光掲示板が存在しません。

※225系も車両中央部のドア上には電光掲示板の設置がされていません。

多くの座席配置は、225系と変わりがありません。

しかし、妻側だけは座席配置が大きく異なります。

妻側の座席は、ロングシートとなっています。

また、岡山寄りの先頭車妻側には車いすのスペースが設けられています。

そして、驚くことに227系電車には妻側に窓が設置されています。

設置された理由はよくわかりませんが、海側のみ存在しています。

おそらく、323系電車にも妻側の窓が設置されると思います。

ちなみに、227系の側面にある窓は、離合時に窓がガタガタ揺れないため、騒音が軽減されてそうです。

窓と車体の隙間がほとんどありません。

そして、鉄道ファンならとても気になる乗務員室の様子です。

客室から見てみると、前面展望が撮りやすそうな感じです。

この辺りも、225系そっくりな作りになっていました。

しかし、227系は連結時に、乗務員室を一般のお客様が通られますので、

運転台横には、窓のようなものが付いていました。

ちなみに、助手席側のほうは、連結時に入ってもいいような作りになっています。

この辺りの作りは、223系5000番代を踏襲しているように思います。

そして、運転台の計器です。

モニターはすべて液晶で、おそらくタッチパネルです。

運転台の計器は、115系に比べると随分減ったように思います。

また、液晶をよくよく見ると分かるのですが、『ワンマン』と書かれた項目があります。

おそらく、227系電車はワンマン運転にも対応しています。

そして、渡り板は225系と同じものを使用しているようです。

見た感じでは、227系は225系とほとんど変わりないように思います。

これ以上は、車内に立ち入らないとわからない部分があるので、車内レビューはここまでとさせていただきます。

なお、車両性能などは225系と大きく異なるので、車内は同じでも乗心地が楽しみです。

追記：

2015年3月8日に行われた車内展示会でのレビューはこちら

新型電車227系　外観・車内インプレッション