平成28年11月27日の運転をもって引退する
「絶景!土讃線秘境トロッコ号」に乗って来たので先月乗った時の乗車記録をまとめます。
列車は琴平駅発となっていますが多度津駅で回送列車を撮影することができます。
・多度津駅に停車中の「絶景!土讃線秘境トロッコ号」
緑色の車体をしたキクハ32形と、緑帯のキハ185形の2両が連結した編成です。
列車は琴平まで回送(多度津8:54→琴平9:18)し、
琴平駅からお客さんを乗せて走ります。
・琴平駅に停車中の「絶景!土讃線秘境トロッコ号」
発車時刻の30分前からドアを開けてずっと停車していました。
・キクハ32-501(トロッコの車内)
・キハ185-20(気動車の車内)
途中の坪尻駅までトロッコ車両には乗れませんでした。
しかし、坪尻駅に着くまで土讃線の様々なお話を聞くことができました。
・坪尻駅に停車中の「絶景!土讃線秘境トロッコ号」
坪尻駅では停車時間が長めに設定されているため
一旦列車から降りて撮影できます。
坪尻駅からは前の車窓も撮っていますので興味のある方はご覧ください。
坪尻駅を出ると箸蔵駅の手前で徐行運転をします。
坪尻~箸蔵間 34K300M~34K600M(池田町の町並みが見える付近)
列車は奥に見える吉野川を渡り阿波池田駅に向けて走ります。
箸蔵駅を出てしばらく行くと列車は吉野川橋梁を渡ります。
この橋上で徐行運転するため大歩危方面の景色をゆっくりと眺めることができます。
箸蔵~佃間 37K396M~37K967M(吉野川橋梁)
そして列車は阿波池田駅に到着します。
・阿波池田駅に停車中の「絶景!土讃線秘境トロッコ号」
阿波池田駅では長時間停車が設定されているため飲料などの購入にはちょうどいいです。
私が行ったときは記念撮影なども行っていました。
そして阿波池田駅を発車する時に駅員さんが列車を見送りにやって来ました。
列車がホームを出るまで見送っていました。
これから先は吉野川に沿って軽快に走ります。
徐行運転をする区間ではありませんが、
景色のいい場所はいくつかあるのでカメラが手放せません。
阿波川口駅を出て白川橋梁に差し掛かります。
阿波川口~小歩危間 57K900M~58K044M(白川橋梁)
この付近で小歩危と大歩危が分かれています。
そして小歩危駅を出てしばらくすると
「土讃線で最も美しい景色が見える場所」と言われている第2吉野川橋梁を渡ります。
小歩危~大歩危間 60K947M~61K196M(第2吉野川橋梁)
この第2吉野川橋梁は最徐行で通過してくださいました。
普通列車だとほんの一瞬しか撮れないので撮影が難しいです。
そして終点の大歩危駅に到着します。
・大歩危駅に停車中の「絶景!土讃線秘境トロッコ号」
大歩危駅到着後、乗っていたお客さんの多くは川下り等の観光名所へ向かいました。
約30分で大歩危駅は静まりのんびりと時が流れます。
・高知方面行きの列車との行き違い 大歩危駅
大歩危駅から少し歩いた所にある橋から大歩危渓谷を眺めることのできます。
・祖谷渓方面の景色
池田町方面の景色
「絶景!土讃線秘境トロッコ号」の運転は終わってしまいますが、
一度、土讃線に乗って四国山地の絶景を楽しんでみるのはどうでしょうか。
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