公式プレス:https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/12/page_6584.html
平成27年度ダイヤ改正の概要がJR各社から発表されました。
今度のダイヤ改正日は平成27年3月14日(土)です。
この記事では広島地区の在来線を中心に解説していきたいと思います。
広島地区
公式プレス:https://www.westjr.co.jp/press/article/items/141219_00_hiroshima.pdf
参考:中国新聞2014年12月18日朝刊
1.227系運行開始
2.新白島駅開業
3.昼間の広島駅の発車時刻をパターン化
4.その他
1.227系運転開始
待望の新型車両227系が導入されます。広島地区はJRになって以来の新型電車です。(気動車としてはキハ120がいます)今回のプレスリリースで運用形態の概要が明かされました。
・山陽本線(糸崎~岩国)、呉線(広島~広)を中心に運転を開始します。
・快速安芸路ライナーを中心に運行を開始します。
・227系を順次投入し運転本数、運転区間を拡大します。
現在、快速安芸路ライナーは103系で運用されているので103系は置き換えられる線が濃厚です。
中には1965年生まれの車両もあるので置き換えられれば廃車になると思われます。
また、順次投入とあるので、秋のダイヤ改正等で227系の運用を増やす可能性は十分に有り得ると思われます。
来年4月までに43両(3両13編成・2両2編成)の導入が決まっていて、
山陽本線では8両、呉線では3両を基本とした編成で運転されるとのことです。
今ダイヤ改正では可部線への投入は現在はないものと考えていいでしょうが、2両タイプの編成が導入されることが決まっているので、秋のダイヤ改正から227系の運用がはじまる可能性も否定できません。
引き続き動向に注目です。
2.新白島駅開業
広島~横川間に新駅「新白島(しんはくしま)」駅が開業します。
アストラムラインの新白島駅と連絡通路で結ばれており、不便だった乗り換えがスムーズになります。
なお、新白島駅にはすべての快速・普通列車が停車します。
広島地区の新駅開業は天神川駅以来ですね。
遠方からエディオンスタジアム広島へのアクセスも大幅に改善されそうです。(市内にスタジアム作ったほうが早いけどね)
新駅開業に伴うダイヤ見直しは行われず、運転速度の引上げ等によって停車時間を確保するそうです。
天神川駅が開業した際には223系がヘッドマーク付けて記念列車として走りましたが、このようなイベントはあるのでしょうか。それとも227系が記念列車として走るのでしょうかね?
3.昼間の広島駅の発車時刻をパターン化
11時から14時台の広島駅の発車時刻が統一されます。
山陽本線 下り 毎時00分・15分・31分・45分に統一
山陽本線 上り 毎時05分・20分・35分・50分にほぼ統一
可部線 下り 毎時08分・28分・48分に統一
わかりやすくていいですね。別に無理して揃える必要はないとは思いますけどね。
4.その他
4.1 水曜運休列車が毎日運転(山陽本線)
対象列車以下のとおり
2845M・2851M・2850M・2852M(改正前)
3351M・3367M・3342M・3360M(改正後)
列車番号が変わっているのが気になります。ナンバリングルールが変更になるのでしょうか?
どちらにしろ、昼間の水曜運休列車は利用者18きっぱーからは不便の元だったので改善されて良かったです。
4.2 運転見直し(山陽本線)
広島19:38発の瀬野行きを西条まで延長運転します。
広島19:38発・瀬野19:58着(改正前)
広島19:38発・西条20:16着(改正後)
4.3 運転見直し(美祢線)
以下の列車の運転を取りやめます。
・6551D(美祢5:48発・長門市6:23着)
・729D(厚狭11:49発・長門市12:51着)
ローカル線の定め・・・?一部の通勤・通学する人にとっては痛い改正内容かもしれません。
各所で話題になった227系の導入までどんどん近づいてきています。
記念式典や、臨時列車として運用されることも期待しながら続報を待ちましょう。
115系や113系は存続がいよいよ危ないです。撮影するなら今のうちでしょうね・・・
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