数カ月ほど前に121系カマ03編成から改造された7200系が
先月6月中旬から四国の予讃線・土讃線で運用を開始しました。
車両形式
動力車(元クモハ121)は7200形。
付随車(元クハ120)は7300形となっています。
今現在はカマ03編成の1編成のみですが、
今後すべての編成が7200系に改造され121系は消滅するとの事です。
改造箇所
この7200系の大きな特徴は台車です。
川崎重工が開発した最新の「efWing台車」と呼ばれるものです。
改造前の121系と比べると大きく異なることが分かります。
↑121系の台車(クハ120-18)
また車内もかなり改造されています。
座席配置が今までとは異なり半分がロングシート、
もう半分がボックスシートとなっています。
この座席配置はワンマン対応の121系等にすでに取り入れられています。
また7200系はワンマン運転に対応しているため運賃表・運賃箱の設置が行われています。
運転席もブレーキ弁の改造とドア開閉装置の増設が行われています。
そのほかにも放送装置等のワンマン対応の121系と同様に更新が行われています。
車内設備に関してはワンマン対応の121系とほとんど同じです。
ですが窓はワンマン対応の121系と異なっています。
窓の上部だけ開閉できるようになっています。
(JR東海の313系と恐らく同じものです)
更に制御方式も抵抗制御からVVVFインバータ制御に変更されました。
VVVF化によって7200形(元クモハ121)の床下が非常にすっきりしています。
また走行音は今までの121系とかなり異なっています。
↑列車走行音はコチラ
車両諸元
形 式: 7200形(Mc車) 7300形(tc車)
定 員: 132人 132人
重 量: 37.6t 28.5t
台 車: S-DT67ef S-TR67ef
駆動方式: 平行カルダン -
歯 数 比: 14:85=1:6.07 -
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